夏の準備はOK？ Are you ready for summer?
Lords of DOGTOWN ロードオブドックタウン
輩たちのエネルギー、vibes✦
1970年代半ば、スケーターシーンに革命を起こしたカリフォルニア西海岸ドッグタウンのキッズたち。
本作は、70年代半ばにウェスト・ロサンゼルスのコンクリートのスロープや裏庭の空っぽのプールを滑り回っていたシーンの草分け的存在であるスケートチームZEPHYR＝Z-BOYSの実話を基に映画化。
「スケートチームというよりストリートギャングに近い」
1975年の『Skateboarder Magazine』誌
と称された若いパンクスたちをマイルドに味付け、見事な青春群像に仕上がっています。
初めてプールの縁から滑り降りたあの日…スケートボードの未来は一変し、今日の私たちが知るバーティカルスポーツを生み出した。
東京五輪での日本人選手の活躍が記憶に新しい…映画本編でも語られますが、其処には金儲けを企む輩が集うのは世の常(悪い意味だけではありません)。
【蘊蓄】「輩」の由来と語源は「戦争で並列した車」という意味。音読みで「はい」と読み、訓読みでは「ともがら」「やから」「ばら」になります。上に書く「非」は「お互いに背を向け合って、左右に開く。背く。反抗する」の意味がある。
この由来から転じて「輩」は「同類の者たち」「仲間」などの意味も持つ。闇サイトで集められた烏合の衆ではない、葛藤・ライバル心が魂を研ぎ澄ます―
◇DOGTOWN & Z-BOYS
このドキュメンタリー映画が本家。ショーン・ペン製作出資。サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀監督賞と観客賞を受賞し、DVDの売り上げは100万枚を超える。2005年には上記ハリウッド化へと繋がる。
こっちのリアルドキュメントでは、「予想のつかない攻撃的なスポーツ」とトニーは語る。「体にも負担がかかる」。手首の骨折や外耳道外骨腫、軟骨の損傷… 怪我というリスク、怖さ。
(現在は、専用のコンクリートスロープで怪我を軽減しています)
スケートボードが、今日ではエクストリームでアクロバティックなスポーツとしての地位に至るまでの変遷を描いている。
カリフォルニアのサーフ コミュニティであるドッグタウンから始まり、70 年代の全盛期、80 年代の衰退、そして 90 年代の最終的な (儲かる) 復活に至るまで、現代のスケートボードの進化を追っています。
「スラムに生まれ、虚勢、スタイル、アティチュードに満ちた、一瞬で上り詰めたヤツら」
写真家のグレン・E・フリードマン
誰よりも先にこのシーンを記録しはじめたグレンは、2019年に写真集『Dogtown – The Legend of the Z-Boys』の改訂拡大版を発売。
THE FIRST SLAM DUNK
試合描写に没入感✦ immersive–Heartbeat✦
Nostalgia for the 90’s？… but no!
Directed by Takehiko Inoue, who created the original manga. The painter’s character moves as it is!
Without losing the freshness of the heat of the time, the conflicts and rivalry of the “teens” sharpen the soul.
Making full use of the latest video technology, the film adaptation by the original author was successful. Showing further possibilities for Japanese animation production―
昭和ヤンキーへのノスタルジー？…では、ありません！
原作漫画を作った本人、井上雄彦が監督。画伯のキャラクターが、そのまま動く‼
10代の熱い鮮度を落とすことなく「仲間」の葛藤・ライバル心が魂を研ぎ澄ます。
最新の動画技術を駆使し、原作者による映画化が功を奏した。
日本のアニメーション制作にさらなる可能性を示す―
となりのトトロ Totoro
LOVELY♥
1950年代 後半～in Japan。
A huge creature resembling a cross between an owl？ and a cat？ lives here.
After watching the movie, go on some great outdoor adventures with friendly woodland creatures this summer! (Even if you get bitten by an insect, be patient!! LOL)
MOBILE SUIT GUNDAM Cucuruz Doan’s Island
兵器への憧れと…怖さ
A 15-year-old conscripted boy and a deserter from the invading army—
Is armament necessary for the regeneration of a family-like community?
Physical enhancement called a mobile suit is similar to driving a real car.
Some people want to ride in a strong body. Even killing people like an insect…
徴兵された15歳の少年と 侵略軍の脱走兵―
家族的な共同体の再生に 武装は必要なのか。
モビルスーツという身体強化は、現実の自動車運転と似ている。
強靭な車体に乗りたがる者もいる。虫のように人を踏み潰す事もある…
本作はシリーズの中でも、戦争とヒューマニティに特化。
This work specializes in war and humanity even in the series
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?/Fireworks, Should We See It from the Side or the Bottom?
ひと夏の経験 a summer experience
小学の同級生だと、女子が先に大人になって行く… 感覚、体験。TVドラマ枠で放映された偉業。(今現在CXは教場が面白い)
When it comes to classmates, girls grow up first…
Licorice Pizza
ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!! ムネキュン cute heartbeat
P･T･アンダーソン監督作の中では 上品な調べ、年上への慕情 15歳と25歳 ( ˘͈ ᵕ ˘͈♡) アリです。
Classy style in a P.T. Anderson movie
町山さん＆藤谷さんの解説がわかり易い…ｗ なんとか自分の言葉で考え中（╹◡╹）
The High Note
めっちゃソウルフルな楽曲でノリノリ♪ soulful music
キャスティングの妙味
ロマンティックコメディの型を超え出るような作品ではない。しかし、出演者の演技は上々、そこそこの娯楽を求める観客なら十二分に楽しめる。コロナ禍の憂目に合ってしまった惜作。
2020年 5月にAmerica配信公開･日本は12月でした…夏映画？と思うかもしれませんが、撮影は５月のロサンゼルス。晴天が続く日が多く、気温は過ごしやすい。最低気温は約14℃で 最高気温は約24℃程度。この時期に最適なファッションは、カジュアルで軽やかな装い。初夏の雰囲気が漂っています。
たとえば、劇中のデニムショーツやミニスカートにTシャツやタンクトップが涼し気です。L.A.はビーチにも近いので、水着姿もアリなんて 羨ましい。
邦題:ネクスト･ドリーム ふたりで叶える夢(日本語予告)/ 私的訳:花咲く調べ ｰ元ユニバーサル ミュージックのアシスタントが脚本を描いた業界モノ。「大手音楽プロデューサーってどんな仕事なのかザックリと」主人公のマギー(ダコタ･ジョンソン)が誘なってくれます。Rock R&B soulの知識はオタク級で 尚且つEDM(Electronic Dance Music)の善し悪しも解っている感覚など…往年の洋楽ファンも見守ってしまう可愛らしさがある✿
【脚本は御都合のベスト盤ですが…🎤ハイレベルな歌唱パフォーマンスが圧倒】
新星の俳優ケルヴィン･ハリソン･Jr.が歌う、ダニー･ハサウェイ｢Let’s Stay Together｣やサム･クック｢You Send Me｣は、癒やしボイスがお見事! 実際にJazzミュージシャンの息子で、ピアノとトランペットを演奏して育ちました。
そして、伝説的歌手グレース役を演じるトレイシー･エリス･ロスはダイアナ･ロスの娘というのだから、びっくり! 現実では、母親との比較を恐れてきたエリスでしたが、本作で圧巻の歌声を披露します。
(逆に言えば、此の歌唱力をもってしても 今までマイナーだったという… 重圧に思いを巡らす─“私を愛する”詞が重なり 沁みます…)
【♬新顔×古参プロデューサーが仕立てた曲】グレースとデヴィッドが歌う11曲を
大御所ロドニー･”Darkchild”･ジャーキンスが制作している。
〔頭角を表した98年ブランディー&モニカの“The Boy Is Mine”が有名ですが、ホイットニー、マライア、デスチャ、ビヨンセ、マイケル･ジャクソン、ジェニファー･ロペス、レディー･ガガの”Telephone”、宇多田ヒカルの“Time Limit”、浜崎あゆみ“Angel” など時代も切り開き(歌手を箔づけ)してきた第一人者だ〕
そして、｢Track 8｣｢Like I Do｣｢Love Myself｣のソングライターとして参加しているのが、オーストラリア出身の新鋭サラ･アーロンズSarah Aaronsだ。Justin TimberlakeやCamila Cabelloに曲提供している26歳の白人女性であり、主人公マギーを彷彿させます✿
〔私見：視聴当初は 成功者であるグレースにソウルの意味を教える白人娘のシンデレラ物語に首を傾げましたが…改めました ( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、モータウンは人種間の隔たり性別年齢を超越する魂だったコトを忘れていました! LA拠点でサラ氏が体現した“偉業”にトキメキます✦〕
前時代的な「居そう いるいる!」大手レコード会社重役会議の態度w またマネージャーのジャック役(アイス･キューブ)の描写も面白い。売れっ子EDMプロデューサー“Rダブ”を演じた人は…世界中から新鮮なビートを貪欲に発掘してきたDJ DIPLO(ディプロ)だ! 実像とは真逆の｢テキトーな一発屋Mix｣で流行り廃りを皮肉ってます?
ライトにメッセージを楽しむ、アーティストを掘り下げ 愉しむもよし、LAの風景やカジュアルstyleも…幅広く満足できる音楽映画です（╹◡╹）•*¨*•.¸¸♪
✿日本の夏も、日差しが強いので、帽子やサングラスをかけることもお忘れなく。
🎨Don’t forget to wear a hat and sunglasses as the sun is strong even in summer in Japan.
Elvis
i didn’t know Elvis was this cool…✦
黒人居住区で育ったエルヴィス
往年のElvis通も、秘められたエピソードに涙 ( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ ) オースティン･バトラーAustin Butlerは、エルヴィスが憑依したような、最高の演技を魅せる✦
こんなにカッコいいエルヴィスを知らなかった…弄られ易い後期の衣装を過剰にアイコン化してきた世の枠ハメがある。ラスベガスに閉じ込める人の浅ましさ―
【凄技】名曲ありきで紡いだ構成が凄い! 緻密な編集をすんなり違和感なく観せてくれる職人芸…『ロミオ＋ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』『ゲットダウン』を製作してきたバズ･ラーマン組が成せる技。２周目は 是非、音響も味わいたい。
衣装制作はイタリアのファッションデザイナー:ミウッチャ･プラダとコラボ
監督の妻で、アカデミー賞衣装デザイナーのキャサリン･マーティンがプラダ(PRADA)、ミュウミュウ(MIU MIU)のアーカイブアイテム(レトロの再現)を取り入れています。
50’sは女性のファッションが一気に華やかになり、洋風スタイル「ニュー･ルック」が定着した時代。美術も要チェック!
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved ＋FASHION PRESS
THE BEATLES: EIGHT DAYS A WEEK
What did the BEATLES teach us?…✦
BEATLESは何を教えてくれたのか―？
世界に飛び出したかったエルヴィスに対して…「Beatlesに前例などない―」63-66年の世界公演の熱狂をリアルな社会情勢と併せて(興奮気味に)凝縮して追体験が出来る。至れり尽くせりの珠玉film♫
【一流の映画監督ならではの切り口】
大女優シガニー･ウィーバーのお嬢様時代や、Soulなウーピー･ゴールドバーグが対になりつつも、両者が一介の少女として体験した等しい「感激」が語られる✿
名優による親近感と相まってBeatlesのLive感をイキイキと甦らせます「人種差別と闘ったビートルズ」にも説得力を与える―
✴︎エネルギッシュな伝記として一線を画しています（╹◡╹）NHK看板番組の元ネタ
(深掘りしたい要素が沢山あります：例-大会場live未熟ゆえの観衆ヒス心理や、貧弱なPAで成立させる4人の結束力、Mg.ブライアン･エプスタイン、P.ジョージ･マーティンの手腕など、興味が尽きない! 常に新鮮な驚きがある稀有なバンドというコトを思い出させてくれる)
彼らは労働者階級の出身だった、戦争は反対だった、
黒人が奏でるロックンロールに活路を見出した。
ツッペリン、坂本龍一…
fashionアイコンのツイッギーも後に続く…
A Good Year /プロヴァンスの贈りもの
穏やかな日差し gentle sunlight
穏やかな日差しを湛(たた)えた夢ある南仏地方の“極上ロマン🍇”
2006年America原題:A Good Year「🍷当たり年」まさかのRidley Scott作品。神経質な監督も武骨な主人公同様 England出身ゆえ、風光明媚なヨーロッパ屈指のリゾート地に癒される“人生の洗濯”なのでしょう。次第に表情を穏やかに変化させていく、ポップでテンポの良い展開が飽きさせません。屈指の映像派である“巨匠のエゴ”は鳴りを潜め、自然豊かで美しい町並みをさり気ないカメラワークに留めるのも…プロヴァンスが成せるmagic。
テラスで賑やかに食事を楽しむ姿、本気のテニス勝負、ラベンダーがサソリよけになるとは知りませんでしたw。出てくる女性がみーーんな 超美人でセクシーw グラマーなマダムデュフロから、ローカルな姉御気質MコティヤールのGジャン姿✿ 天真爛漫なアメリカンを演じるAustraliaアビー･コーニッシュも初々しい✴︎
心和むストーリー、よくあるお話に感じられますが…お爺ちゃん(叔父)の“思い出”が男性ならではの茶目っ気。シャトーとワインを巡るドラマなど、確かな作劇センスによって豊かなニュアンスが器に注がれています。“常に満たされた唇─”なんて、甘美 日常使いしてみたいｗため息~ Blu-rayが欲しい…(国内未発売)
【蘊蓄】プロヴァンスは、紀元前からぶどうの栽培とワイン醸造が行われてきた地域であり、現在はフランス最大のロゼワインの産地として知られています。地中海性気候により、夏は日差しが強く乾燥していて ぶどう栽培にカビなどの病気の原因となる霜の害から守ってくれる。色鮮やかな野菜や豊富な海の幸で造られる地元料理とワイン。トマトやニンニクやオリーブオイル、ハーブを多用する郷土料理「ニース風サラダ」や「ブイヤベース」には、辛口のロゼワインがよく合うのでしょう。そのほとんどが世界中から訪れる観光客によって地元で消費されてしまうこともあり、日本でもあまり多くの種類を見かけません。特に暑い夏には、赤ワインと違って冷やして飲めるロゼも魅力です。劇中に登場する伝説のブティック･ワインも説得力と想像を増すのです（╹◡╹）
Chef
超うまそう‼(*□,*๑ ) フェス飯もイイよねーーa true foodie
7 DAYS IN HAVANA
即興のノリでハバナ🇨🇺映え♪ヾ(๑╹◡╹)ﾉ”Bienvenidos
日替り監督による―1週間の短編アンソロジー。Cubanoは貧しいけれど 人の心は温かく豊か。「映画は脚本･プロットだ!」云々…と、しゃにむに鬼の首を取ったような自分のレビューが、バカらしくなるw 見方をニュートラルに戻してくれる作品。気負ってない各話の繋がりも妙味。
月曜「ユマ」🇵🇷ベニチオ･デル･トロ初監督 『Che』でゲバラも演じた売れっ子
―敬愛する新藤兼人を意識した ハバナ観光の魅力ある導入
火曜「ジャム セッション」🇦🇷パブロ･トラペロ監督 『Crane World』Venezia批評家賞
―🇷🇸Emir･クストリッツァ(本人役)泥酔した映画監督とTAXI driver
水曜「セシリアの誘惑」🇪🇸フリオ･メデム監督 『赤いリス』『ローマ、愛の部屋』
―🇨🇺歌姫Melvis Santa Estévez 体当たりのsexy
木曜「初心者の日記」🇮🇱エリア･スレイマン監督 主演 脚本 撮影 『消滅の年代記』『D.I.』
―カストロ議長VTR とパレスチナ系記者の暇つぶし…w
金曜「儀式」🇦🇷仏育ち鬼才ギャスパー･ノエ監督 『アレックス』『エンター･ザ･ボイド』
―東部ハイチ移民によるヴードゥー教信仰 少女が… 異質! やっぱ変態w
土曜「甘くて苦い」🇨🇺フアン･カルロス･タビオ監督『苺とチョコレート』『バスを待ち』
―Havanaの日常 求める幸せ…
日曜「泉」🇫🇷ローラン･カンテ監督 『パリ２０区、僕たちのクラス』
―聖母マリアのために 我儘お婆ちゃんを取り巻く物資調達!
✴︎通好みの作家陣 どの挿話に共感するかは観る人の感性。後半に進むほど Cubanoたちの雰囲気･気質が濃厚に。
✴︎憂いに溢れるMusica♪ 火曜日 朝焼けの海辺でAlexander Abreuアレクサンダー･アブレウの吹くトランペット「♫レソネス･デ･ソブラ」は秀逸。木曜日は「♫ベシート･デ･ココ」の喜と哀。
【✴︎pick up!】水曜日のMelvis Santa Estévez（╹◡╹）内容はメロドラマでしたが…歌唱に魅せられます❤︎
Melvisは小学生から3人で歌うキューバのDestiny’s Childと云われ、ミクスチャーグループ-INTERACTIVOインテラクティーヴォ(Roberto Carcasses)に参加。YouTube→Interactivo Cuba Oficial♪ チャンネル登録どうぞ❣ ヘミングウェイが好んだラム酒やモヒートを用意すれば格別。
ー以下 蛇足ですー
【人種】キューバには先住民族がいましたが、16世紀初頭スペインによって征服され 虐待や欧州の疫病で100年後には ほぼ絶滅してしまいました。 現在キューバに暮らしているのは、征服者や労働者として後から来た人々。ヨーロッパ系の白人(主スペイン系)、アフリカ系黒人、ムラート(混血)、メスチソ(白人と中米先住民の混血)、華僑、レバノン人、ハイチやジャマイカなど周辺諸国の移民、アメリカ移民、戦前に移民した日系人1%未満、など多様。現在では 無宗教者が過半で階級社会の破壊により人種差別は少ない。同じ島国として興味深い。もちろん 観光人種への〝たかり〟はアリますw 無意味に現金を払っちゃダメ～
【近代史】かなり端折ると-1898年に圧政を強いる宗主国スペインに対して友好国アメリカと破り 1900年代 米国資本による白人企業支配が進みます、有色人による反発にアメリカ軍が介入。さらに1952年バティスタがクーデターを起こし 傀儡政権･米国政府･米国企業･マフィアがキューバの富を独占し 半植民地状態が形成されます。その後…弁護士フィデル･カストロの蜂起とアルゼンチン人医師のチェ･ゲバラによるキューバ革命へ。
2015年🇺🇸と🇨🇺、1961年に断交して以来54年ぶりに国交の正常化。トランプ政権によって 積極的な交流は沈静化していますが、資本の波は速いでしょう。異邦人としては、カワイイ丸目クラシックカーが居なくなる･Cubano気質の変容が寂しい…未体験の方は 今のうちにヾ(๑╹◡╹)ﾉ”
BIG WEDNESDAY
15ｍものBig waveは最高峰の臨場感
-人生は何もかも うまくいったりなんかしない- Everything in life doesn’t go well or something
BEAR ʕ•ᴥ•ʔ
映画史に残る大迫力は サーファーの造詣も深いジョン･ミリアス監督ならでは。海中撮影のプロを自ら率いて、捨て身の覚悟によってハワイで収録された。ジョン･フォードや黒澤に感化されていた監督、ボードを刀に見立てたのか…信条はサムライそのもの。
若い方には大半が淡々と映るかもしれない…が、30分のクライマックスは誰もが虜にされるはずだ。私は歳を重ね、この傑作が語っている全体像が ようやく分かるようになった。
【観る者の時期によって印象が変わる】ー※以下 ニュアンスバレを含みますー
4章から成る3人の紆余曲折
1962年夏-乱痴気騒ぎ、
65年秋-ベトナム出兵の召集令状、
68年冬-変わる時代、
74年春-結び✴︎
初見の時は 1章の3人と同年代でした「能天気でバカが…そんなシーン要る?」などと思ったものです。しかし 40代で再見すると…自分の成長や挫折〝時代の荒波〟を思い起こさせる― 春夏秋冬を配置した情緒豊かな人生訓なんだと。
意味不明だったMexico(エルパソ)銃撃シーンは、ミリアス監督の実体験。傍観者として お気楽な主人公らが 世の現実を思い知らされる心情を描いている。3章のマットがカフェで怒るシーンも 既存の価値観を否定するヒッピーに、サーファーは嫌悪感を抱いていたらしい。ドキュメント的なヌーベルバーグにも影響を受けた監督ならではのスクリプトだ、人生の浮き沈みを米国史と描くリアル自叙伝。
同じゲートを一様に振り返らずに進んでいく…音楽ベイジル･ポールドゥリス♬Song of Three Friends”Only Good Time”（╹◡╹）カッコ良過ぎて 沁みます。
感銘を受け 調べて、驚くのは…3人の年齢。W･カット27歳、J･M･ヴィンセントとG･ビジィに至っては34歳。結びの74年春こそが 実年齢相応だった! その前の10代や20代役に違和感がなく、シェイプした身体が若々しい役者魂✴︎「老け込むのはまだ早い!」と個人的に励まされますw
有名なBEARロゴを生み出し 世代を越え熱愛される不朽の名作。
コロナ禍明けの人との距離。
感情のコミュケーション、一瞬、嫌われたって、怒鳴られたって、イイんです。
共感や笑いは、やってみて、近づいてみて生まれる。
Let’s talk to people we don’t know♥
love you（╹◡╹）
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